アカデミックハラスメント(アカハラ)研修
研修対象者
大学、その他の研究・教育機関の役員、教員、スタッフなど
研修の目的
大学などの研究・教育機関では、一般の企業とは異なる組織や権力関係が存在することから、アカデミックハラスメント(アカハラ)に注意する必要があります。アカデミックハラスメント(アカハラ)研修では、アカハラの定義、アカハラの防止、アカハラに対する責任など、アカハラについて知っておきたい知識をわかりやすく解説致します。
研修のポイント
ポイント1.アカハラの定義
アカデミックハラスメントには、法律で定められた明確な定義はありませんが、一般的には、大学などの研究・教育機関において、教育・研究上の関係を濫用し、他の教職員や学生などに対して不利益や損害を与えることをいいます。アカハラに独自の類型としては、進級や卒業の妨害、教育・研究活動の妨害、教育・研究成果の横取りなどがあります。
ポイント2.アカハラの防止
アカハラは、被害者に対して不利益や損害を与えるだけでなく、大学などに対しても正常な研究・教育活動の阻害やレピュテーションリスクなどのダメージを与えることになります。そのため、大学などとしては、アカハラ防止のための方針の制定と周知・徹底、教職員・学生・スタッフへの定期的な研修、相談に対応するために必要な体制の整備などを行う必要があります。
ポイント3.アカハラに対する責任
過去には、アカハラが原因となって訴訟に発展した事例も相次いでおり、加害者本人だけでなく、大学なども民法上の安全配慮義務違反や不法行為に基づく責任を問われる可能性があります。大学などとしては、アカハラに対する責任を正しく理解した上で、アカハラの防止を徹底するとともに、アカハラが発生した場合の適切に対応できる体制を構築することが重要です。
お問合わせ
ハラスメントに関するコンサルティング、研修、講師、費用等の詳細につきましては、下記の「コンプライアンス研修お問合わせフォーム」より、お問合わせください。